健康や育毛対策をについて

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ダイオキシンが人間に及ぼす害

ダイオキシンなどの有害物質が日本では深刻な問題となっています。
なにしろ、モルモットにおける致死量を人間に換算すると、わずか
1グラムで1万7000人の命を奪うという猛毒なのです。
これらの有害化学物質も血液を汚す原因になります。これらが過剰
にある血液も汚れた血液であるといえるでしょう。ダイオキシン
発生させる物質は主に塩化ビニールなどを含んだ人工的合成品など
です。
これらを加熱したり燃やしたりすることで発生します。焼却炉から
排出されたダイオキシンが空気と共に体内へ取り込まれます。
産業廃棄物の焼却施設やゴミ処理場から排出されるダイオキシン
危険がしきりに指摘されていますが、体内への侵入ルートはそれだ
けではありません。
私たちの体内に取り込まれるダイオキシンの9割以上は食べ物から
で、そのうち8割は魚、肉、乳製品などの動物性食品です。また、
食品関係の容器やラップを電子レンジなどで加熱することによって
も発生します。1998年に発表された厚生省がおこなった調査に
よると、食品を通したダイオキシン類の摂取は魚介類経由の摂取が
多いと報告されています。ダイオキシンが人間に及ぼす害としては、
ガンやホルモン、生殖器への影響、精子の減少、胎児の奇形などが
いわれています。乳がん子宮内膜症とも関係ある、との見方も一
部にはあります。
ダイオキシンはホルモンかく乱物質(環境ホルモン)といわれるものの
1つで体のなかに入るとホルモンのような働きをするため、ホルモン
代謝の異常をもたらします。ホルモンかく乱物質はわかっているだ
けで70種類もあるといわれています。
全国各地で産業廃棄物の処理施設がある祝言の住民にガンが多発さ
れていると話題にもなりました。怖いのは、体内へ入ったダイオキ
シンは脂肪や内臓にたまり、とどまると、排出されないことです。
脂肪にたまるので、食品のなかでも魚、肉、乳製品などに多く含ま
れるのです。現在、ダイオキシン以外でも私たちを取り巻く環境は
有害物質にあふれています。有害ミネラルといわれる。水銀や鉛、
カドニウムなどが血液中に過剰にある人は少なくありません。たと
えばアトピー性皮膚炎の人には、これらの有害ミネラルが異常に高
い数値を示す場合がよくあります。ミネラルのうち、カルシウムや
マグネシウムなどの必須ミネラルと呼ばれるものは栄養素の吸収や
代謝に深く関わっています。必須ミネラルはそれぞれに一定量が必
要です。これらのミネラルはまた、ミネラルバランスといって互い
に対抗関係にあり、バランスが保たれます。必須ミネラルが不足し、
有害ミネラルが摂取されるとミネラルバランスは崩れ、有害ミネラ
ルが体内に蓄積されます。その結果、体調不良やアトピー性皮膚炎
をはじめ、さまざまな病気を引き起こす一因になると考えられます。